正規表現を使いこなす

{n,m} の使い方

「{n,m}」は、直前の文字のn回以上、m回以下の繰り返しマッチングを意味します。
ある範囲の個数の文字の並びをマッチさせたいときに使用します。

「xaayaaazaaaaaa」の文字列を、4個以上、5個以下の「a」の並びを意味する「a{4,5}」で検索すると・・・
// 検索対象文字列
var str = "xaayaaazaaaaaa";
// 検索実行および結果出力
document.write("検索結果: ", str.search(/a{4,5}/));
document.write("<br>抽出結果: ", str.match(/a{4,5}/));
document.write("<br>置換結果: ", str.replace(/a{4,5}/, "bbb"));
実行結果:


文字列の末尾にある6文字の「a」の内、最初の5文字が並んだ部分にマッチしました。
これは、正規表現が「最左最長マッチング」を採用しているからで、末尾6文字の内最初(最左)の文字から5文字(最長)をマッチング結果としたのです。

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